冬コミ・オフ会・うぐいすリボン

激動の都議会も終わって、今年もあと10日くらいですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
以下いくつか、お知らせと近況です。


12/31 コミックマーケット片山若子さんの『渋皮栗』のスペース(東地区 ア-03b)にお邪魔して、新刊(コピー本)と既刊を頒布する予定です。


非実在オフ 新年会兼慰労会:1月後半のどこかの週末(調整中)に、2度目のオフ会を開く予定です。前回の様子はこちら。詳しい事が決まったらまたお知らせします。
※追記:1/15(土)、吉祥寺の武蔵野公会堂で18〜22時で場所が確保できました!


うぐいすリボン
荻野幸太郎さんが立ち上げた「表現の自由を守る」ためのアウェアネス・リボン運動、『うぐいすリボン』に、キャラクターデザインやweb雑用などで協力中です。(荻野さんはNPO活動が本業で、都条例関係では、『ポンコツ家族』の福来さんや、『ロージナ茶会』の白田先生の講演会などを静岡で開いた方。)
うぐいすリボンBlog
うぐいすリボンTwitter


うぐいすリボン ブックカバー


アウェアネス・リボンというのは、決められた色のリボンを身につける事で、その運動への賛同や理解を意思表示するものだそう。

伝えることがボランティア
一般的には、リボン運動と呼ばれています。それを身につけたり、ブログなどに貼っておくことで、自分自身がその問題に理解と支援をしていることを示すと共に、その問題を多くの人に伝えることができます。

ボランティアというと、実際の行動に結びつく何かをイメージされる方も多いことでしょう。でもボランティアで大切なことは、まずは正しく知ること。そして、それを周囲の人に伝えることも大切な活動です。

リボン運動の一覧!各色の意味と活動内容は? [ボランティア] All About

都条例問題に際して「どうやってこの話を周囲に切り出そう?」という悩みを持っている人が多かった事を思い起こすと、話のきっかけにするのが正しい使い方なのかも。
「鶯色」のリボン的な物を身につければ何でも有りなのだと思いますが、改変用の素材や、プリントしてすぐに使えるブックカバー(上の写真)などをとりあえず私のFlickrで公開・配布しています。どうぞご自由に使ってください(クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを使用してます。種類は「CC:BY 表示」です)。
うぐいすリボン素材置場
私もちょこちょこと使っていく予定です。冬コミ新刊もこれで出すよ!


鶯(うぐいす)色になったのは、他の運動で未使用色だから・さえずる小鳥のイメージが合っているから(荻野さん談)だそうですが、「鶯色ってどんな色?」というのはややこしい問題です。私はWikipediaの鶯色(実際のウグイスの色に近いカーキ色)を基準値にしていますが、和菓子のうぐいす粉の色=青えんどうの色を「鶯色」と認識している人も結構たくさん居る様子。個人的には、話のきっかけになりさえすればどんな「鶯色」でもいいのじゃないかしらと思っています。たぶん、うぐいすリボン活動と称して、うぐいす餅を食べる会とかを開いてもいいはず。今度の非実在オフでもうぐいす餅を出そうかな。時期的にどうかな。


3月からずっと、ささやかながらに関わってきた東京都の青少年条例改正案が可決されてしまったのは残念無念ですが、その中でほんとにいろんな人と知り合い、自分の無知や偏見やいろんな事に気づき、精神的に実りの多い9ヶ月でした。私の関心事(ニセ科学の事とか…)はどれも一朝一夕には解決できない事ばかりなので、今後も気長に、できるだけ楽しんで、ずっと関わって行きたいなーと思ってます。