自転車とか美術展とかイベントなどなど

SASAI2008-11-11

うーん、寒い。
テレビをつけてたら、KOBOcafeキャンディでお世話になった、名古屋の飴工場さんが映っててびっくり。そういえば取材も良く来るって言ってたっけ。職人見習いの男の子が少したくましくなってた……ような気がしました。
写真は先日アップタイトのKさんにいただいた、オリジナルの金太郎飴。KOBOcafeで作った物とまた違って、小麦粉入りで千歳飴のような懐かしい味。こういう飴もいろいろあるんですね〜。
以下、仕事と関係無い近況です。

  • ジャパンカップサイクルロードレース:念願の宇都宮ジャパンカップに行ってきました。すごーく楽しかったです(ヴィスコンティが頑張った!)。来年も行きたい。
  • 経王寺プンダリーカライブvol.21「安房直子朗読館 だれも知らない時間」:友達ののんきさんが出演していたので、聴きに行きました。和太鼓と笛、かっこよかった。お寺さんが地域交流の場になってるなんて、素敵だなあ。ずっと続いているのもすごい。お寺で童話の朗読というので、なんとなく癒し系や教訓系のお話を想像していたけど全然違って、クライマックスでは祭のカタルシスがうわーと襲って来る、迫力のお話でした。そんな所にも、お寺側の懐の広さを感じたり。
  • 僕らのミライへ逆回転」(※音が出ます):お馬鹿なノリと熱い心意気とハートウォーミングなお話の、いい映画。ジャック・ブラック扮する発明家(?)のヒネ方がすごくて、「ハイ・フィデリティ」のレコードオタクが、まっとうないい人に感じました。うーん。それにしても、なんでこんな邦題なんだろう。
  • 国立西洋美術館ヴィルヘルム・ハンマースホイ展:静謐で、雰囲気があって、すごーく緻密な絵。自宅の内部が繰り返し描かれていて、間取りを想像しながら見ていたので、まさにそこを再現した3D映像が展示されていたのも嬉しかった。おすすめです。東京都美術館フェルメール展も行ったのだけど、こっちはゆっくり絵を見る雰囲気じゃなくて、ただただ疲れてしまった。
  • 芸大美術館別館の増村紀一郎漆芸展:偶然通りがかってひょいと入ったのだけど、とても見ごたえのある展示でした。ラインがほんとにシャープで美しくて、工業デザインの人達が観ても面白いんじゃないかなあ。建物も素敵で、昭和初期のものだそう。国立天文台にも同じようなスクラッチタイルの建物があったけど、向こうは崩れ落ちそうな怪しい雰囲気だったのに比べて、こっちはしっかり手入れされてとても綺麗。さすが芸大。
  • 三井美術館の森川如春庵展:三井の初代社長(鈍翁)と、茶人の森川如春庵が集めたコレクションとか。お茶をやってる母のお供で行きました。本物中の本物、超一級品の中でも更に「一番良い」物が、惜しげも無く並んでる感じ。中でも、美しい紙を複雑に継いである平安時代の書の軸が、紙物好きにはたまらない感じでした。それとやっぱり、展示の目玉になっていた光悦の「時雨」と「乙御前」は、ど素人(私)の目にも印象が強かったなあ。鈍翁と如春庵の関係も魅力的。ここは建物も贅が尽くされてて、ぐったりするすごさ。
  • その後、母を連れて染と織の店「あきやま」さんへ。ここでもすごい物を次から次へと見せていただいて、ほんとに眼福でした。あの銀色がかった藍の着物は、いったいどんな人が着るのかなあ。
  • サイクルモード(※音が出ます):ちょこっと覗きに行きました。同行のMさんが言うには「(モーターショーと違って)お姉ちゃんもカメラ小僧も居ない!」。濃い人は皆試乗目当てで、それぞれお目当ての自転車を借りて試乗コースへ向かう姿が楽しげでした。自転車好きのKさんにくっついて最新型TTマシンを見に行き、仕様や値段にびっくりしたり呆れたり。
  • ニセ科学フォーラム2008:2006年に続いて2度目の参加。どんな会なのか説明が難しい……。大学の先生達による公開講座みたいなもの、かなあ。うーん、これは雑感をまた書きたいなーと思っています。