講談社BOXのお仕事とかエリック・ツァベルとか


講談社からでっかい郵便が着いて、何かと思ったら、BOX編集部がフランクフルトのブックフェアで配るというパンフレット見本でした。見開きでA2サイズです。とにかくでっかい。
今月発売された『パンドラ』の巻末特集袋綴じの中にも、ちょこちょこと描いていますので、良かったら見てください。


しかしフランクフルトいいですね〜。ドイツ行きたいな。ついでにベルギーとオランダにも行きたいな。
ドイツといえばこの記事が可笑しかった。
ユーロバイクショー2008 軽量&ユニーク! ここまできた至高のカーボンパーツ
自転車のメカニカルな事は良く分からないけど、「ユーロバイクでキワモノの頂点を行くのがカーボンパーツだ。ドイツ人は軽量化とカーボン化に異様な執念を燃やす。」っていうキャプションが、すでに可笑しい。


で、ドイツで自転車といえばツァベル引退。後半だけ見れたパリ〜ツール、レース自体は面白かったけど、けど、ツァベルは?!と思いながら見てました。引退試合なんだから、もうちょっと映してくれても良かったよね……。(フランステレビ局……。)
私が自転車レースを見始めたのは2003年からで、その頃ツァベルは2位3位くらいが定位置になりかけてて、それ以前の連勝時代の事は見損ねました。でもその頃以来今まで、紆余曲折ありながらも、ずーーーーーーっとその定位置に居続けたのは見ていて、ほんとに粘り強い、尊敬できる選手っていう印象です。グランレースで毎回しっかり山越えして行く印象も強いなあ。その2003年のTモバを撮った映画でのツァベルも、すごく良かった。

作品紹介には全然書かれてないんですが(笑)、ツァベルとそのマッサージャー氏が主人公のドキュメンタリーです。日本で公開されたのは結構経ってから、それもバッソ人気の中でCSC映画と2本立てで、おまけ的な地味な扱いだったんですが、個人的にはCSC映画の『OVERCOMING』よりも、こちらの方がじんわり来る内容で印象深いです。レースの中で注目を浴びる部分や特別ドラマチックな部分だけじゃなくて、プロトン全体の、レースを日常にしてる人達の雰囲気があるような。おすすめです。