お礼とご報告

非実在青少年問題などについて興味のある人でほのぼのと交流しませんか会、盛況のうちに終了しました。ありがとうございました!
非実在off
(写真提供:永山薫さん)


タイミングが良すぎたせいか、盛況すぎて何人かの方にご遠慮いただく形になってしまったのが本当に心苦しかったのですが……。小さな会でも、まずキャパシティを確認して最初に告知!というのを心に刻んだ初心者イベンターでした。最初は、私と[twitter:@uedaeb26]さんだけのオフ会になるかもね〜なんて言ってたのに、ありがたい事です。


私の願いは、こういった気軽でゆるい形の政治や寄付のための集まりが、少しずつでも増えていったらいいなという事なので、あれこれを書き留めておきます。参考にしていただければ幸いです。

  • 発端

発端はツイッターで、uedaeb26さんが公開請求した資料をwebにアップするについて、作業がちょっと大変と発言した事でした。「作業を手伝うためのオフ会を開いたらいいのかも」という私の案に、uedaeb26さんが「いいですね」と乗ったのが10月27日。
結局その作業手伝いは必要なくなったのですが、uedaeb26さんの資料を肴にわいわいやる会にして、できたらゲストも呼んで寄付もちょこっと集められるといいなあという事に。日にちは私の都合でコミティア前日の13日に決定。

  • 場所

場所は友人に相談したりしながら、個人的にも場所柄的にも縁のある、中野ブロードウェイのK-cafeに当たってみる事に。
他に候補に上がっていたのは

  1. 友人のつてで借りられそうなカフェ
  2. ルノアール系列店舗の貸し会議室
  3. 都内の市民活動支援センターの貸し会議室

3は大抵、ちょっとしたフリースペースもあって、少人数で作業を手伝う目的なら一番良さそうな感じ。
uedaeb26さんと打ち合わせに使ったカフェ ミヤマルノアール系列店で、駅前にあって打ち合わせや作業用の設備が揃っていて便利。


K-cafeのオーナー渡辺浩弐さんに打診すると、快く貸していただける事になり、コーヒーも入れていただけることを約束。(渡辺さんのコーヒーは美味しいので!美味しいの大事。)
日にちが迫っていたため、出先の北アルプス山中からメールを送った事や、峠道に車を停めて電話した事忘れません……。
白馬
こんなところからメールしていた。まじで。


K-cafeの前日打ち合わせで、席の配置をあーでもこーでも。
K-cafe
ひとつでも椅子を増やそうとする私と、「これ以上詰めて飲み食いすると酷い事になりますから」「一人でも大変な人が来たら、ほんとに大変ですよ」と諌めてくださる家主の渡辺さん。これは最終的な配置が決まったところ。


当日になってから、水戸さんから「この上に住居者用の広い会議室があって、安く(*1)借りられますよ」。ああー。そういう手もあったのね……。
まあでも「いつ来ても閉まってる」と評判のK-cafeの中に入れたと喜んでくれた方が何人もいらしたので、良かったです。(オフ会とはまったく関係なく、地方から出張で来てて〜という男の子も覗きに来ていて、いい事した気分。)

  • 名札

個人的に感じていた、懇親会などでの「ツイッターのアイコンをみんな着けてくれればいいのに」というストレス解消の為に、プリントアウトしたアイコンを用意。会場の入り口にクリップを置いて、来場者には各自自分のアイコンを着けてもらう事に。飛び入りの人は、名刺か自作の名札をその場で作って着けてもらうようにしました。ツイッター中心の会だったこともあって、これは結構好評でした。

  • 資料

uedaeb26さん提供の資料(ファイルどっさり)と、私が用意した関連書籍少しで、資料部屋を用意。図書館で借りてきた絶版の『有害図書と青少年問題』も、一部の人に喜ばれてました。他、参加者さんがいろいろ置いてくれていたよう。

  • 寄付と食事

寄付を気軽に、というのも会の目的だったので、食事代の代わりにカンパしてもらうことに。セルフサービスで、取った分だけ募金箱に入れる、田舎の無人販売的な仕組み。食べる人食べない人、長く居る人ちょっとだけ来た人などの払いが公平になる分、ちょっと煩雑で、+αの金額が集まりにくかったかなあと思っています。「会費制にしないの?」と何人かから言われたり。会費制の方がいいのかなあ。
食べ物は、5月に出した条例本にも寄稿してくれた湯木さん(現在スペイン料理店のシェフ)の協力で、美味しい食事になりました。(しつこいけど美味しいの大事!)差し入れもたくさん。ありがとうございます。
給仕する人出は無いので全てセルフサービスにしましたが、「あれは?」「これは?」という人は一人も居なくて、むしろ手伝ってくれるいい人ばかりでした。たぶん、受身にあれこれやってもらいたがる人は、そもそもこういう面倒そうな話題に興味を持って出かけてきたりしないのだろう……と実感。
途中、アルコールしか無かったのは本当に酷かった。水さしを出すのが遅くなったのが反省点。最初から出しておけば良かったですよね。すみません。差し入れの日本酒一升瓶は、uedaeb26さんに講師料として引き取ってもらいました。

  • 告知

ツイッターを中心に、趣旨や場所・日時などはブログにまとめるという形式にしましたが、ツイッターのタグなどの使い方が分かっていないと非常に分かりづらい、というご指摘を受けました。これはキャパシティの事と併せて一番の反省点。

  • 当日の用意・片付け

これはもう、手伝ってくれる方多数で私は殆ど何もしなかった、です。でも本来は、事前に何人かにお願いしておいた方が良かったろうな。

  • 自分の事

しじゅうパタパタしていて、食べるのも話すのも写真を撮るのも出来なかったのが反省点。事前に約束していたツイートだけはしたけれど。

  • 次回

……と、少し経験値も得たので、また何か出来たら良いなと思っています。
いろんな趣旨の会がありますが、私自身が最初「は?非実在青少年???」という感じで、ちゃんと反対しようと思うまで少し時間がかかった口なので、どうしようか判断や行動に迷っている人、疑問を抱えている人の助けになるような会が出来たらと考えています。「政治の事で軽く集まったり、寄付を集めたり」というのは、あらゆる話に通用する事だと思うし、どうせやるなら楽しくやりたい。ものすごい犠牲心が無くても、普通に参加できるような形を作りたいなあ。
不慣れで至らないところも色々あったと思いますが、また何か企画した時には、あたたかく乗っかっていただけると嬉しいです。


最後に、参加のナナセさんが書いてくださった感想がとてもありがたかったので、手前味噌は承知で引用するわよ。ありがとうございました :)

(※当日、オフ会の後にシンポジウム「実在青少年問題を考える」がありました。シンポジウムの事は私も別の項で書きたいと思います。)

*1:30分二千円だそうです。