文化庁メディア芸術祭とか映画とか
- 下でiPodが壊れて久しいと書いたら、最近すっかりiPhoneユーザーのMさんが、使わなくなったiPodをくれました。ありがとうございます!書いておくもんだ。
- 以前顔豆もいただいたお友達のあしたのんきさんの作品が、文化庁メディア芸術祭で賞を獲りました。おめでとう〜。刺繍されたキャラクターが、とぼけたノリでくるくると動き回る楽しい作品です。
- その受賞作リストで知ったんですが、「栞と紙魚子」の新刊が出てたんですね。教えてくれてありがとう文化庁……。
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2008/06/07
- メディア: コミック
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以下は最近観た映画3本。どれもおすすめ。
- 『エグザイル/絆』:返還まであと数日のマカオで西部劇。アクションがすごくかっこいい一方で、会話のテンポがすごく変てこ。……と思ったら、全部即興だったんですね!全然知らずに見てました。アンソニー・ウォンは(かっこ悪い役だけど)かっこいいなあ。女優さんの視線の強さにマカロニウエスタンを感じました。
- 『WALL・E』:ピクサーの映画はいつも何から何までそつが無くすごくて、「面白い!」「好き!」っていう熱い気持ちよりも、「ほんとに良く出来てるなあ」という感心が先に立ってしまって、もったいないような残念なような、なんとも言えない気分になります。ウォーリーがウディ・アレンに見えてしょうがない。
- 『未来を写した子どもたち』:2004年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門の受賞作。最初は女性カメラマン1人で始めた売春窟での子供写真教室が、次第に子供たちを救い出す教育支援プロジェクトに育って行く様子が、子供たちのキラキラした逞しさと痛ましい非力さと一緒に映っています。映画は彼ら(の一部)がなんとか学校に入学する所で終わるけれど、その後7年経った現状も、パンフレットなどで(簡単にだけど)知る事が出来ました。映画の中でも目立っていたアヴィジットは、今NYで映画製作を学んでいるのだそうで、いつか作品が発表されたら観たいなあ。映画の中で子どもたちが撮っていた写真も館内で展示されていたので、こっちも是非観てくださいな。