Pushmi-Pullyuと言葉を話す動物

合同本での私のところ、こうすると

「オシツオサレツ」になる!……という児童文学ネタでした。実は。



こうやってもオシツオサレツ。


オシツオサレツは「ドリトル先生」に出てくるアフリカの生き物で、こちらで挿絵もいっしょに紹介されてます。
松岡正剛の千夜千冊『ドリトル先生アフリカゆき』ヒュー・ロフティング


アフリカの小国のルーズな郵便事情を見かねて先生が立ち上がる『ドリトル先生の郵便局』や、動物たちでオペラを上演する『ドリトル先生のキャラバン 』が、子供の頃好きでした。でも「どうしてドリトル先生は平気で肉を食べてるんだろう」とかそういう事に、すごく納得いかなかった覚えもあります。月編は神秘的な雰囲気で、それがなんだかちょっと怖かったなあ。

ドリトル先生の郵便局 (岩波少年文庫 (023))

ドリトル先生の郵便局 (岩波少年文庫 (023))

ドリトル先生のキャラバン (岩波少年文庫 (026))

ドリトル先生のキャラバン (岩波少年文庫 (026))


言葉の話せる動物を食べてしまう、という描写は、ちょうど同じ小学生の頃に読んでいた「ナルニア国物語」にもあって(*1)、こちらではとてもとても恐ろしい事として書かれていたのが印象的。
これはどの話だっけ……?巨人族のエピソードだった気がするので『銀のいす』かな?

銀のいす―ナルニア国ものがたり〈4〉 (岩波少年文庫)

銀のいす―ナルニア国ものがたり〈4〉 (岩波少年文庫)

*1:ナルニアには「話せる動物」と「普通の動物」の2種類が居るのだけど、ドリトル先生にとってはこの世の動物は(肉牛なども含めて)全部「話せる動物」じゃないのかなあ……?とまじめに悩んでいたのでした。