欧米のアニメーション3つ


↓『ブレンダンとケルズの秘密』のフランス語版のトレーラー。


「ケルズの書」で検索していたら行き当たったブログ記事。
装飾写本・ケルズの書:うるわしのブルターニュ

もう7−8年前だろうか。はっきりとした時期は覚えていないのだが、慶應義塾大学の図書館内を歩いていると、この「ケルズの書」を眺めている人がいたのである。もちろん印刷された複製本であるが、その当時は国会図書館にも所蔵されていなかった。


お話を伺うと、そのご婦人は、この本を写本しているというのである。しかも、修道士がかつて行っていたようにべラムを買い求め、当時のインクの材料を吟味し、この複雑な文様を毎日こつこつ描いているというではないか。あちこちの図書館を巡り歩いてやっと慶應にあることがわかったが、簡単に閲覧はできないので、特別許可をもらい、やっと見ることができたのだという。

すごい世界。


こちらもすごい、凝り凝りのコラライン公式サイト(ピアノの銘が「TADAHIRO」なのを発見!)の奥の方にあった、パペット用のセーターを編む様子。



で、コララインで検索していて見つけた、ふびんな記事。
「この映画がすごい!」がヒドイ:球体関節人形 * FRAGILE
ヒドイ……!
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』もティム・バートンの印象が強いけど、バートンは制作のみ(どこかのインタビューでも「ぼくは時々遊びに行ってただけだよ」って答えてたような)で、監督はヘンリー・セリックですよね。

セリック監督も、装飾写本なんてすごく似合いそうな雰囲気だなあ。